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「WordPress2.7カスタマイズブック」

「WordPress2.7カスタマイズブック」

「WordPress2.7カスタマイズブック」

WordPressのテーマをカスタマイズするためのガイドブック。プラグインの解説はない。最初にローカルでのテスト環境を構築するためにXAMPPをインストールするよう書いてある。これは先日、デスクトップ(XP)の方にインストールしたところだった。4年ほど前のものだったApacheを2.2にバージョンアップしたら、ドキュメントルートに置いてあるphpinfo.phpが表示されなくなったのだ(ファイルのダウンロードになる)。いろいろやってもダメなので、XAMPPを一括インストールしてみようと思ったわけ。ま、インストールしても設定ファイル(httpd.conf)は上書きされなかったので、症状は変わらなかったのだけど。結局、ユーザーディレクトリではちゃんと動作していることが分かった。ドキュメントルートの設定が悪かったのか。考えてみれば、テスト環境なんだから、ユーザーディレクトリなど作る必要はないのだ。実際、ノートパソコンではそうしている。

それはそれとして、XAMPPのホームページではVistaの場合、「通常のインストールではインストールが成功しない場合」があると書いてある。ユーザーアカウント制御でProgram Filesフォルダ内のファイル書き換えができないためだ。本書にはそういう注意事項は書いてない。これで失敗する人もいるのではないか。と思ったが、インストールしてみると、C:\XAMPPというフォルダにインストールされた。これならVistaでも問題ないのではないか。

本書の内容に戻ると、テーマの構造とカスタマイズの仕方を詳しく説明してある。カスタマイズはデフォルトで入っているテーマのClassicとDefaultに関して書いてある。これがカスタマイズできれば、自分でテーマを作ることも可能というわけ。僕はPHPに関しては少しかじっただけだが、テーマフォルダの中にあるファイルについては、どこをどうすれば良いかはいじっているうちに分かった。より詳しくPHPを知っている人なら、この本の必要性は感じないだろう。

つまり初心者向けの本だ。ただし、PHPに関する概要も書いてはあるけれど、この本だけではまったくの初心者には難しいと思う。というわけで、対象はHTMLとCSSはしっかり知っていて、PHPも少しぐらいは分かるぞという人になるだろう。まったくの初心者はWordPressを自分でインストールしてカスタマイズしようなんて考える人は少ないだろうから、これで良いのかもしれない。

Windows Live Writerで投稿

やってみる。最初に設定したらエラー。WordPressの設定画面でリモート投稿を有効にしなくてはいけなかった。Live Writerで書いた方が落ち着いて書ける感じがする。

プレビューを見てみると、なぜかデザインが少し崩れる。テーマの問題か。現在のテーマはglass。スタイルシートとPHPファイルに手を入れて少し外観を変えた。日本語表示になりきっていないところもあったので、そこも修正。今日はこれで1日終わった。

WordPressメモ

WordPressをインストールしてみたが、環境構築までに時間がかかりそうだ。インストール時に気をつけなければいけないのはデータベースの接頭辞(Prefix)をwp-から別のものに変えることぐらいか。XOOPSならば、Protectorという強力な保護モジュールがあるが、WordPressのプラグインでもそれに類するものはあるのだろうか。

テーマをいろいろ選んでみると、中にはプレビューではまったく表示できないものもあった。英語版だと具合が悪いので、表記を日本語化。該当ファイルを開いていちいち訳していくのは面倒だな。中にはpoファイルに対応しているものもあったが、なかなかうまくいかない。現在使っているテーマはpoファイルには対応していなかった。

編集画面で戸惑うのはHTML画面にしてもソースが見られないこと。これはソースを表示するのではなく、通常の編集画面では入力できないタグを入力するための画面らしい。ふーん、ソースを直接いじれた方が編集はしやすいと思うんだけど。ビジュアル画面のフォントがserifなのもちょっと違和感がある。

検索機能もどうも日本語のヒット率が悪いようだ(これはMySQLのバージョンが4.0系であることが原因だった)。やはりファイルをダウンロードしてNamazuでインデックスを作るべきか。