昨日、書店に行ったら、「自転車で痩せた人」という本があったので買う。「痩せた」に反応したのだが、著者が高千穂遙だったのも買った理由。高千穂遙は「ダーティペア」や「クラッシャージョウ」シリーズを書いているSF作家。といっても単行本で読んでいるのは「ダーティペア」シリーズの1冊だけだったりする。以前、キネ旬に映画評をたまに書いていて、けっこう信用していた。「ルパン三世 カリオストロの城」は高千穂遙の映画評読まなかったら、劇場に見に行かなかっただろう。
「自転車で痩せた人」は2006年に出た新書。高千穂遙は50歳の時、血圧もコレステロール値も高く、体重は84キロ、体脂肪率24%だったそうだ。それが自転車に乗り始めて3年で体脂肪率は10%以下になり、体重は50キロ台になったという(身長は172センチ)。ロードバイクで週4回、1日に60キロ走った結果だ。ママチャリ全盛の時代だが、ママチャリとロードバイクのようなスポーツ自転車はまったく別の乗り物だという。ママチャリだと時速15キロぐらいがせいぜいだが、スポーツ自転車の場合、普通の人で20キロは軽く、トレーニングすれば30キロ以上出るようになる。読んでいると、無性に自転車が欲しくなる。あとがきをちょっと引用しよう。
自転車がある。めくるめく奇跡の世界が、たしかにそこに存在している。本書は、そのことをより多くの人に伝えるため、書いた。読んだら、つぎは実行だ。スポーツ自転車の楽しさを存分に味わってほしい。
五十歳?
ノープロブレム!
いろいろなスポーツ自転車があるが、初心者はクロスバイクがいいらしい。「MTBとロードのよいとこどりをしたというフラットバータイプの実用向け自転車」。これの車重10キロぐらいで20段変速ぐらいのやつが理想的か。調べてみると、価格的には数万円からあるが、5万円から10万円ぐらいのやつを買った方がいいかもしれない。で、真剣に購入を検討しようかと思う。