「NAVI」4月号

「NAVI」4月号

「NAVI」4月号

ダイナミックセイフティテストは日産ティーダ対ヒュンダイi30。驚いたことにヒュンダイの勝ち。ティーダはCVTが災いしているようだ。僕が以前乗っていた車も日産車でCVTだった。乗っている時には気づかなかったが、乗り換えた今になって考えると、アクセルを踏んでも確かにワンテンポ遅れて加速していた。テスターの清水和夫によれば、急ブレーキ後、すぐにロウギアに戻らないという。これでは危険回避に不安がある。VDC(ESP)も標準装備ではないので、ダブルレーンチェンジテストでも点数が悪くなる。「ちょっとおっかない」感じなのだそうだ。

ヒュンダイの点数が良かったからといって、乗りたいとは思わないのだが、既にヒュンダイは生産台数規模では日産もホンダも抜いているそうだ。清水和夫が言うように円高ウォン安が続けば、日本でも売れるようになるのかもしれない。

特集は創刊25周年特集として「1980年代再び」。徳大寺有恒、舘内端、大川悠のかつてのNAVIトークの3人が25年を振り返っている。NAVIに今、以前よりも魅力が欠けるのはこの3人のトークがなくなったことが大きい。このほか、1993年から99年まで続いた「それゆけ徳大寺有恒と消費者派隊」が復活し、ホットハッチ5台(アルファ・ロメオミート、フィアット500、MINIクーパーS、ホンダフィットRS、フォルクスワーゲンポロGTI)を取り上げている。これは今月だけの復活なのかな。ポロは新型が出れば、家内が買い換える時に候補に挙がるんだがなあ。

来月号はトヨタ特集だそうだ。うーん、どういう特集になるんだろう。